韓国大統領の落とし穴。
パククネ氏が、占い師に洗脳されていたというショッキングなニュースが世界中をかけめぐった。
大手メディアは機密情報の漏えいといっているが、シャーマンという特定宗教にパク氏が傾斜を深めていったようだ。
しかし、このニュースを聴いて「いったい、何が悪いの」と思った人も多いかもしれない。
例えば、安倍首相も政治的イシューについて、昭恵夫人に相談しているかもしれないが彼女は公職者ではないし、小泉氏だって進次郎氏に相談をしていたのではないか。
この辺は、厳密な問題ではなく、社会的儀礼的に許容される範囲もあるだろうが、独身の孤独な大統領について、どこまで認められるのか、というとこれは難しい。
経営者は孤独なもので占い師にはまる人もいるが、現実には弱みに付け込んで金銭を巻き上げる輩も少なくない。
占い師の助言で韓国大統領のスピーチはよくなったのだろうか。
残念だが、日本も韓国もどれだけエスタブリッシュでも独身の場合は、逮捕・勾留もされやすい。社会的ステータスはあまり関係がないのだ。
つまり、今回は、社会的儀礼でもNG、と判断されざるを得ないだろう。しかし、これくらいの問題で、支持率が5%に落ち込むとは考えにくい。
このままレームタッグで居すわられるのも悲劇だ。やはり辞任する外はないし、それが政治生命を残す唯一の道のようにも思われる。